赤血球 少ない 原因 女性
- dionne731taveras17
- Oct 4, 2022
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多血症(血色素が多い) 血球には、「赤血球」「白血球」「血小板」の3種類があり、それぞれ異なる働きをしています。 赤血球は肺から取り込んだ酸素を全身に運び、二酸化炭素を回収する働きがあります。 貧血とは血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが減少した状態のことです。 ヘモグロビンは赤血球の主成分になっているたんぱく質で、全身に酸素を運ぶ働きをしているので不足すると動悸や息切れ、めまい、体がだるいなど、さまざまな症状が現れます。 貧血になっているかどうかは、採血をしてヘモグロビン値を測定します。 貧血にはいくつか種類があります。 ・鉄欠乏性貧血 貧血の中で最も多いのが鉄欠乏性貧血で、その名の通り体内の鉄が不足することで起こる貧血です。 特に女性に多くみられます。 鉄はヘモグロビンを作るために欠かせない栄養素なので、不足するとヘモグロビンがうまく作られなくなります。 すると全身に酸素を十分に運ぶことができず、動悸や息切れ、疲れやすいといった貧血の症状が現れます。 原因は、偏った食事による栄養バランスの乱れや食事を抜くなどの無理なダイエットによる鉄の不足。 赤血球 少ない 原因 女性 さらに、大腸がんや子宮がんなどによる出血が原因となっていることもあります。 また、胃を切除したことにより胃酸の分泌が不足して、鉄の吸収が十分に行われないことも要因となります。 ・巨赤芽球性貧血 巨赤芽球性貧血とは、赤血球をつくるために必要なビタミンB12や葉酸が不足することでD N Aの合成がうまくいかず、未熟な赤血球(巨赤芽球)が骨髄の中にできることで起こる貧血です。 胃粘膜の萎縮や、胃液の分泌が悪い方、胃の切除手術を行った方はビタミンB12が欠乏することが多く、巨赤芽球性貧血を発症することが多いと言われています。 ・再生不良性貧血 再生不良性貧血とは、造血幹細胞が何らかの原因で障害されて血液中の赤血球、白血球、血小板のすべてが減少する病気のことです。 生まれつき遺伝子に異常があることで発症する先天性のものと後天性のものがあります。 後天性のものは、薬の服用やウイルスなどが原因となることがありますが、原因がわからないものも多いそうです。 国が定める指定難病のひとつです。 ・溶結性貧血 溶血性貧血とは血液中の赤血球が破壊されることによって起こる貧血です。 赤血球の寿命はおよそ120日ですが、何らかの原因で本来の寿命よりも早く赤血球が破壊されてしまうことで起こります。 赤血球が破壊されると骨髄は新しく赤血球をつくり出しますが、その数以上に破壊が進むと溶血性貧血の症状が現れます。 原因はさまざまですが、生まれつき赤血球に何らかの異常があることで発症する先天性のものと免疫の異常などによって起こる後天性のものがあります。 高齢者が鉄不足になってしまう主な原因は、加齢により食事量が減少して必要な鉄が摂取できていないこと。 また、加齢によって消化器官の機能が衰えて十分に鉄が吸収できていないことが考えられます。 さらに、体内に鉄が十分にあっても悪性腫瘍や膠原病、感染症などの病気が原因となって鉄を上手く利用できていない場合もあります。 特に原因がわからない場合、加齢による「老人性貧血」と診断される場合もあります。 高齢になると活動量が減ることで、動悸や息切れ、めまいなどの自覚症状がない方も多く貧血に気が付きにくいので、本人だけでなくご家族の方も日ごろから体調変化に気を配り、少しでも気になる症状があれば、医師に相談することがおすすめです。 そのためには、赤血球を作るために欠かせない鉄はもちろん、造血ビタミンと呼ばれるビタミンB12や葉酸をしっかりと摂取することも欠かせません。 貧血予防に欠かせない栄養素と食材についてご紹介していきます。 ・鉄 鉄は酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルです。 また、筋肉内に酸素を取り込む働きもあり、不足すると酸素を上手く取り込めずに筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。 鉄を多く含む食材は、牛・豚・鶏のレバーや赤身肉、カツオ、マグロなどの赤身の魚、あさりやしじみ、小松菜や菜の花、ほうれん草などの青菜類、納豆、湯葉、青のりなどです。 ・たんぱく質 たんぱく質は筋肉や内臓、骨、皮膚、髪の毛、血液などを作るもとになります。 これらは毎日新しく作られているので毎日摂取することが大切です。 また、代謝に必要な酵素やホルモンを作るのに欠かせない原材料にもなります。 たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などから満遍なく食べましょう。 何かの食材に偏ることなく動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランスよく食べることがポイントです。 ・ビタミンB12 ビタミンB12は赤血球を作るのを助ける働きがあり、貧血予防に欠かせないビタミン
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